映画のお仕事初体験

行ってきました。

やってきました。

くたびれました。

映画のお仕事。

 

朝5時半集合で撮影現場に向かいます。

 

ホテルの駐車場は、我々を乗せるロケバスや機材を運ぶ車両で一杯です。

撮影場所は、京都市内の某歌舞練場。

 

長いエントランスを入り、右手が舞台と楽屋です。

一階が衣裳部屋。

二階は、奥がかつら屋さんで手前がメークさん。

顔師の我々もここ。

客席も花道のある舞台も、立派で風情があります。

敷地内には、池のある中庭があり、一角にお茶を出すカウンターがあります。

出演者やスタッフが、くつろぐ場所です。

機材も運び込まれています。

お昼時には、スタッフやエキストラに出すお弁当を用意します。

客席を埋めるエキストラは、インターネットなどで募集したとか。

映画製作は、実に多くの人々が関わるんですね。

 

さて、私の仕事ですが、6時半ごろからスタートして、10時半までに16人のお化粧をしました。

 

東京からの舞踊家6人、京都の舞踊家8人、女優さん2人。

 

手足や襟足は、映画のメークさんに塗ってもらい、うちのスタッフの大橋君と私とで顔を仕上げました。

 

一番心配した映画のメークやかつらと我々の日本舞踊の化粧とが、マッチするのかという問題は、前夜、十分打合せをしたお蔭で意思の疎通もうまく行きました。

 

私としては、映画だからと特別なオーダーがあったわけでもなく、任せていただいたので、普段どおりの仕事が出来ました。

 

二人の大女優さんからも、ダメ出しもなく、微調整の範囲でOKでした。

シーンとしては、この日撮影した歌舞練場での踊りが終わって、外へ出ていくシーンへと続くそうで、外のシーンを先日、西川口のセットで家内が担当して撮影したというから、時間的には、前後が逆になるようです。

 

撮影は、家内が行った西川口のセットが皮切りで、東京他で秋口まで続くそうで、来年春の公開とのこと。

 

有名監督の作品なので、これから話題になるのでしょう。

 

エンドロールに「舞化粧いのまた」と出してくださるそうなので、一応、名前は残るんだなー。

 

家内の謀略のお蔭で、良い体験をさせてもらったものだと、自宅でしみじみ思い出に浸っている私なのでした。

 

 

おしまい